東京五輪の聖火が日本に到着しました。
ギリシャでの採火式から引き継ぎ式を経て、2020年3月19日に宮城県の自衛隊松島基地に無事到着しました。
今後、聖火の展示式を経て、同年3月26日の福島県Jビレッジからの聖火リレーがスタートします。
ギリシャ国内での東京オリンピック聖火の行事
オリンピアでの東京オリンピック聖火採火式
ギリシャでの東京オリンピック聖火採火式は日本時間の12日オリンピアで行われました。
採火式は新型コロナウイルスの感染拡大の防ぐため、規模を縮小して開催されました。
太陽光からの採火なんですね。初めて知りました。
ギリシャ国内での聖火リレーの中止
ギリシャ国内での聖火リレーに関しては、13日のセレモニー会場に多数の観客が集まったことから、新型コロナウイルスの感染拡大を懸念して、ギリシャ国内での聖火リレーが中止となりました。
せっかくの聖火リレーなのに、非常に残念ですが、欧州での感染拡大を考えるとやむを得ないと思ってしまいました。
聖火リレーの引継式
聖火リレーの引継式は、19日に アテネのパナシナイコスタジアム で行われました。
引継式も新型コロナウイルスの影響で大幅に縮小され、柔道の野村忠宏さんとレスリングの吉田沙保里さんの出席などが取りやめになりました。
急遽、アテネ在住のオリンピアン 井本直歩子さんの出席が急きょ決まり、東京側を代表してギリシャオリンピック委員会から聖火のともったトーチを受け取ることになりました。
異例な対応ですが、やむを得ないですね。無事に日本へ届いてほしいです。
日本国内における東京オリンピック聖火の行事
東京オリンピック 聖火が到着 宮城 東松島で到着式
東京オリンピックの聖火が、20日、ギリシャから東日本大震災の被災地、宮城県に到着し、到着を祝う式典が開かれました。
到着式では、東京五輪の委員会、政府関係者をはじめ、ギリシャで聖火の引継式に出席予定であった、 柔道の野村忠宏さんとレスリングの吉田沙保里さん 、サンドウィッチマンや石原さとみさんが来られていました。
「復興の火」展示スタート(予定)
「復興の火」は復興オリンピックの趣旨を踏まえ、東京2020オリンピック聖火リレーのコンセプトである「Hope Lights Our Way / 希望の道を、つなごう。」に沿い、東日本大震災から10年目に、東京2020オリンピック聖火リレーの一環として実施されるものであり、復興に力を尽くされている被災地の方々に、ギリシャで採火した聖火をリレーに先立ち、ご覧いただくものです。
2020年3月20日から3月25日までの間、宮城県、岩手県、福島県の順番で各2日間「復興の火」を展示されるとのことです。
- 2020年3月20日(金) 宮城県石巻市 「石巻南浜津波復興祈念公園」
- 2020年3月21日(土) 宮城県仙台市 「仙台駅東口エリア」
- 2020年3月22日(日) 岩手県 「三陸鉄道・SL銀河車内(宮古駅~釜石駅~花巻駅)」
- 2020年3月23日(月) 岩手県大船渡市 「キャッセン大船渡エリア」
- 2020年3月24日(火) 福島県福島市 「福島駅東口駅前広場」
- 2020年3月25日(水) 福島県いわき市 「アクアマリンパーク」
※ 各自治体とも、感染防止に向けて万全の取り組みを行っておりますが、今後の社会情勢
により運用などが変更になることもあるそうです。
聖火リレーのスタートへ
「復興の火」展示の後は 3月26日の東京2020オリンピック聖火リレーのグランドスタート会場を福島県(楢葉町・広野町)「ナショナルトレーニングセンターJヴィレッジ」とし、移動日を含む121日間かけて、日本全国を回ります。
聖火リレーは全国へ
3月26日の聖火リレーのグランドスタートの後は全国を21日かけて、聖火が巡る予定です。
今のところ、規模の縮小は発表されていますが、今後の報道等にもご留意ください。
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